伊香保温泉に犬連れで行ってきました
写真:traveldog
伊香保温泉
今回は、伊香保温泉にやって来ました!
伊香保温泉の歴史
伊香保の石段街が形成されたのは戦国時代。「長篠の戦い」の翌年(1576)に、武田軍が兵士の保養地として、黄金の湯の源泉から湯屋に温泉を効率よく供給できるよう、傾斜地を階段状に造成、中央に湯樋を通し左右を短冊状に区画し、整備させたと伝えられているとのこと。
ちなみに、現在の石段は昭和55年から5年をかけて大改修したものらしく、石段の両脇に昭和を感じさせる建物が密集する姿は産業遺産的なパワーを感じる雰囲気となっています。
↓近くに展示されていた古い温泉案内図
「群馬温泉郷」という言葉、初めて目にしました!確かに群馬県って、こうしてみると名湯が集まっていて「温泉郷」と呼ぶのがしっくり来ます!
伊香保温泉 Doggyスイートペロに宿泊
今回は、伊香保温泉の石段街から少し離れたところにある「伊香保温泉 Doggyスイートペロ」に宿泊。こちらの宿は「ホテル松本楼」が別館として2023年7月にオープンさせたワンコ連れ専用の宿となっています。
↓本館「松本楼」の温泉施設が利用可能
「Doggyスイートペロ」の宿泊者は、伊香保温泉の「黄金の湯」と「白銀の湯」が引かれた、本館「松本楼」の温泉を利用することができるようになっているのが魅力!
↓「黄金の湯」の注ぎ口
「黄金の湯」の注ぎ口にはびっしり鉄分の堆積物がついていて、温泉感満載!伊香保温泉らしい温泉が楽しめます😄
伊香保温泉石段街
こちらは宿の前にある看板。左に行くと石段の上へ。右に行くと石段の下に行く感じになります。
↓伊香保石段街に到着
とりあえず、石段の下の方から行ってみることに。
↓撮影スポット
↓上から見ると
さっきの看板の色=温泉の色!
↓石段街はこんな感じ
↓ペットOKのお店があったり
↓射的屋さんがたくさんあったり
初めて伊香保の温泉街に来たのですが、昔ここが特別な場所だったことが伝わってくる感じで、密集感が面白くて、イイ感じの雰囲気👍
伊香保露天風呂へ
事前のリサーチによると、同じ「黄金の湯」でも、ホテルの「黄金の湯」は鉄分の香りがしないが、源泉に一番近い共同湯「伊香保露天風呂」の温泉は、鉄分の香りがするとのこと。これは行ってみたいと思い、朝9時から営業しているので、ワンコは宿でお留守番しておいてもらい、チェックアウト前に行っていました!(チェックアウトは11時)
↓石段の一番上に到着
「伊香保露天風呂」は石段の一番上の先にあるとのこと。
↓さらに歩きます
↓さらに結構歩きます
駐車場あるんかい!ちなみに、ここまでで宿から徒歩20分くらい。
↓駐車場
露天風呂近くには駐車場があるので、車で登ってくることも可能です。
↓飲泉所
さらにしばらく歩くと飲泉所があります。
↓温泉を味見
鉄分っぽい味がします😄
↓この裏側が露天風呂の入口
ようやく見えてきました!
↓到着
チケットを買う前に反対側にある噴出口を見学。
↓こちらが噴出口
↓なんか神秘的
温泉が湧き出ているのが見れます!
↓露天風呂はこんな感じ
入るといきなり露天風呂!そして、誰もいない!ラッキー😄
↓ロッカー
露天風呂のすぐ横にロッカーがあって、こちらが脱衣場という形になっています。
↓左側が濃い
事前のリサーチで、同じ黄金湯でも、ホテルの黄金湯は鉄分の香りがしないが、こちらの共同湯「伊香保露天風呂」は、鉄分の香りがする、ということで行ってみよう!と思い来てみたわけですが、確かに左側の湯船は温泉に浸かっていると鉄分の香りがして、新鮮な感じ!
車を使わず、石段を歩いて登って来たからこそ味わえる達成感!車で来ていたらこの達成感は味わえないかも😄
共同湯「伊香保露天風呂」絶対お薦めです!
↓湯上りの一杯
帰り道、石段の最上部にある伊香保神社の境内のお店で、手作りのジンジャーエールを購入!ちなみにジンジャーエールを買うと、神社(ジンジャ)からの応援(エール)がもらえて、ほっこり感も味わえます😄
伊香保温泉のレポートいかがだったでしょうか
石段の両脇の斜面を覆うように密集した建物群のカオス具合は、人類の傑作感すら感じられて、建築好きの心をくすぐられました😄
そして、伊香保の石段街を散策していてふと思いました。
山の上に湧く水と水路、段々に区画された斜面、山頂に祭事場(神社)、この構図は昔行った「マチュピチュ」と同じや!
「こんなところによく作ったよなぁ」という、人類の狂気すら感じる空気感がなんかすごく良かったです。
「伊香保温泉」絶対お薦めです!
※この記事は「伊香保温泉 Doggyスイートペロ 宿泊レポート」の抜粋版です。宿のレビューを含む「完全版」もご覧いただけると幸いです!