星のや軽井沢に行ってきました
星のや軽井沢の基本情報
[ペット同伴]
ペット同伴可
[宿泊経験]
2021年に2泊で行ってきました
星のや軽井沢へ
年末の締めくくりは、宿で巣籠ステイを楽しもうと思い、1年前から予約していた「星のや軽井沢」へ行ってきました!
↓新幹線で軽井沢駅へ
東京から1時間15分程で軽井沢駅に到着。
今回は完全に、宿のステイだけを楽しむ予定なので、レンタカーは借りず、駅からタクシーで「星のや」へ。
ちなみに、軽井沢駅前には何台もタクシーが待機していて、スムーズにタクシーに乗れる感じでした。
↓15分程で宿に到着
宿泊者はまずこちらのレセプションに案内され、不思議な音が奏でられているスペースで、ドリンクをいただきながら、本館への送迎車を待ちます。
↓ワンコもこんな感じでOK
ワンコは歩かせたり、カートで顔出しでOKです!8年ぶり2回目の滞在ですが、相変わらずの、ワンコにやさしいお出迎えに、自然と気分も和らぎます😄
↓こちらの車で本館へ
フロント部分のエンブレムが「星のや」のマークになっていたり、ボディカラーも漆色っぽくなっている「星のや仕様」の送迎車に乗って本館へと向かいます。
※車内もワンコは抱っこでOKです。
↓本館に到着
以前来たときは、客室まで送迎車で連れて行ってもらう感じでしたが、現在は、本館のエントランスから、施設の雰囲気を感じつつ、客室へ案内してもらう感じになっています。
↓ロビーはこんな感じ
ロビーにはナチュラル感のあるオブジェが飾られていたり、外には水庭が見えたり、ラグジュアリー感のある雰囲気となっています。
↓ライブラリーを通って客室へ
こちらのライブラリーでは、コーヒーや紅茶などを飲んだりできます。ソファーに座らせなければ、ワンコも同伴OKとのこと。
↓この先が客室
本館から徒歩数十秒くらいのところに客室があります。
↓客室に到着
こちらが星のや軽井沢に一室だけある、ペットと泊まれる客室です。
残念ながら、客室からの眺めは良くありませんが、敷地内はワンコと自由にお散歩ができますので、客室からの景色についてはそんなに気にならない感じです。
↓中に入るとこんな感じ
綺麗な淡い萌黄色の壁に気分が上がります😄
↓客室はこんな感じ
寝室を通り、リビングへ行く間取りとなっていて、寝室は天井が高く開放的で寝心地も良く、ぐっすり眠れます!
↓こちらがリビング
寛ぎやすいL字型のソファに、ワンコが歩きやすくて清潔感のあるタイル地の床。イイ感じの客室になっています!
床暖もあるので、冬でもポカポカして温かいのもイイ感じです👍
↓テラスはこんな感じ
客室にはテラスもあって、客室との一体感もあり、広々と感じる間取りになっています。テラスにソファがあるのもナイス👍
↓テラス側から見るとこんな感じ
他のペットと泊まれる星野リゾートの客室と比べても、広々としていて、個性的な雰囲気があり、満足度の高い客室になっています。
ペットフレンドリー?
↓ワンコグッズはこんな感じ
ワンコグッズは一通り揃っているので、ワンコの食べ物だけ持っていけばよい感じです。
↓ケージはこんな感じ
お願いするとケージを持って来てくれます。サイズはいくつかあるとのこと。食事や温泉に行く際など、ワンコに部屋でお留守番してもらう時に使いました。
↓こちらはワンコへのおやつ
ワンコへの「鶏レバーのクッキー」もありました!このクッキー気にいったみたいで、滞在中2回もお代わりをもらっちゃいました😄
↓施設内は基本ペットOK!
他の星野リゾートの施設と比べても、星のや軽井沢は一番ドッグフレンドリーな宿となっています。
ワンコに関しては、極力「人と同じよう」に扱おうとしてくれる姿勢が感じられます。
例えば、星野エリア内の送迎車も普通に乗せてもらえるし、ロビーやライブラリーなど館内のパブリックスペースも、ソファに座らせたりしなければペット同伴OK。
まさに、ペット同伴宿の聖地のような宿だと思います。
お散歩は?
↓敷地内はこんな感じ
敷地内はかなり広く、どこを切り取っても絵になる、庭園のような素晴らしい敷地となっています。この敷地をワンコとお散歩できるのが、「星のや軽井沢」の最大の魅力だと思います!
↓お散歩へ
非日常感のある、黒塗りの壁に囲まれた道を進み、水辺の方へ。
↓橋を渡り渡って対岸へ
目に入る光景が全て美しく、これだけの施設をよく使ったなぁと感心しっぱなし。自然と気分も上がってきます😄
↓星のや軽井沢と言えばこの景色
水辺の集落をテーマに、1つ1つ形の異なる客室が水辺に立ち並ぶ景色は壮観です!
↓こちらは棚田テラス
棚田状に川が造られ、随所に小さい滝があったり、飛び石を渡って水辺をお散歩できたりもします!
↓ワンコと休憩
ライブラリーがすぐ近くなので、コーヒーや紅茶を持ってきたり、15時からはアルコールを提供してくれるキッチンカーも出たりするので、ドリンクを飲みながらワンコと寛いだりもできるようになっています。
↓飛べそうな気がしたのかな?
うちのワンコ水遊び嫌いだし怖がりなので、そんなことはないだろうと油断していたら、川を飛び越えようと、まさかのジャンプ! そして、飛び越えられず、見事に水没。。
お部屋にワンコ用のタオルが沢山置いてあり、本当助かりました😅
ケラ池 イカルカフェ
星のや軽井沢を出て、公道を挟んですぐのところに、ケラ池スケートリンクがあります。
↓こちらがケラ池スケートリンク
「星のや」から徒歩2分くらいなので、お散歩スポットとしてもお薦めです。
↓カフェも併設
スケートリンクには「イカルカフェ」もあって、テラス席でワンコとカフェもできます。
↓テラス席はこんな感じ
スケートシーズンは、スケートしている人が荷物や靴を置きっぱなしにするので、テラス席は空いているようで空いていない感じ。。
↓少し離れた池の周辺にも席があります
少し離れた池の周辺にもいくつか席があるので、そちらの席に移動して、カフェを飲みながら休憩するのがお薦めです。
ちなみにグリーンシーズンも、カフェは営業しています。
ハルニレテラス
「星のや」から少し行ったところに、16個のショップやカフェ・レストランが集まった「ハルニレテラス」があります。
ちなみに「星のや」から星野エリアへは、宿から専用車で送り迎えをしてもらえます。
↓ハルニレテラスはこんな感じ
のんびりした雰囲気で、川沿いに、お店が建ち並ぶ感じになっています。
↓テラス席でランチ
大抵のお店は軒先のテラス席がワンコOKとなっています。
ちなみに、川上庵だけはテラス席にヒーターがありますが、その他は普通のテラス席なので冬だと寒い感じです😅
また、美味しい店は順番待ちの列ができ、回転もよくないので結構待つ感じでした。
↓人気店でテイクアウト
人気の「沢村ベーカリー」は長蛇の列だったので、テイクアウトしてお部屋で食べることにしました。
客室には美味しいオリジナルブレンドの丸山珈琲もありますし、「星のや」に泊まっているなら、客室でゆっくり気兼ねなくワンコとカフェするのが正解だと思います!
ちなみに、「沢村ベーカリー」はどれも美味しく絶対お薦めです!
食事は?
「星のや」は泊食分離を掲げているので、無理して夕食をつけずに、美味しくて手頃な外のお店を選択することも可能です。
1回目に来たときは、外のお店で夕食をしましたが、今回はホテル内のダイニングを予約してみました。
↓日本料理「嘉助」
1泊目の夕食と朝食は、こちらのメインダイニング「日本料理 嘉助」にしてみました。
季節の野菜など、地域の食文化と掛け合わせた、季節の夕食「山の懐石」をオーダー。
↓「山の懐石」はこんな感じ
どれも美味しかったです!まさに、「破顔の一品」の数々!特に「きのこの沢煮椀」「鯉のお造り」「パリパリに乾燥させた白菜」は驚きの美味しさでした。
さらに器がどれも素晴らしかったのも印象的で、予想以上に満足度の高い夕食でした😄
↓「嘉助」で朝食
朝食も美味しかったです。ちなみに、朝食は予約不要で大丈夫ですが、お部屋での朝食を選びたい場合には予約が必要となります。
↓小腹が空いたので夜食を注文
23時以降限定のルームサービスメニュー「真夜中のカレーうどん」を頼んでみました。やさしい味付けで美味しかったです!注文してから40分くらいで持ってきてくれました。すぐにというの難しいみたいです。
↓No One's Recipe
2泊目の朝食は、系列のブレストンコートの「No One's Recipe」を予約してみました。
とある星野リゾートファンの方のブログで、絶賛されていたので、なんとか予約を取り、行ってみたのですが、私にはそこまで響かない感じでした。好みが分かれる感じかなと思います。
↓2泊目の夕食は村民食堂へ
2泊目の夕食は、星野エリアにある「村民食堂」にしてみました。
ちなみに実は、2泊目も嘉助を予約したかったのですが既に満席。インルームダイニングもいっぱいで予約できずという状況で、外食に繰り出したのですが、ハルニレテラスの川上庵や、近くのステーキハウスも長蛇の列。村民食堂も70分待ちだったのですが、こちらはスマホで順番をリアルタイムで確認できる仕組みがあり、客室で待つことができるじゃん!と思い、こちらにした感じです。
↓料理はこんな感じ
カジュアルな感じで特別感はないものの、普通に美味しい感じでした!
ちなみに、村民食堂には一席だけペット可の席ありとHPに書かれていましたが、事前予約不可だし、当時の順番待ちの受付システムもペット同伴席を選べるようにはなってないし、実質ペット同伴は不可な感じでした。。
温泉はどう?
メディテーションバス
こちらが宿泊者専用の温泉施設「メディテーションバス」。
こちらには上記の写真のような「光の部屋」という浴室があり、さらに湯船の中に、ダンジョンの入口のような真っ暗な通路が延びていて、その中を通っていくと、「闇の部屋」という浴室があり、闇の中に誰かいるんじゃないか、誰か来るんじゃないかとドキドキしながら温泉に浸かるという、とても面白い、ここでしか味わえない入浴が楽しめます😄
温泉は、ph7.4の源泉掛け流しで、加水なし、泉質もナトリウムとメタケイ酸の成分が多めの良質な温泉となっています。
温度は温めですが、不思議と湯上がり後も体がポカポカと温かくイイ感じ。あと、体にほんのり温泉成分の良い香りがまとわりつくのもイイ感じでした。
トンボの湯
こちらは、宿から徒歩5分くらいのところにある、外来客をメインとした温泉施設「トンボの湯」。
宿泊客は何度でも無料で入れますが、夜はかなり混雑しているので、静かにゆったり温泉を楽しむという雰囲気ではない感じです。
宿泊者は、朝の営業開始前に宿泊者限定の時間帯があるので、この時間なら、広い露天風呂や、熱めが気持ち良い内湯で、ゆったりと温泉を楽しむことができます。泉質はメディテーションバスと同じです。
こちらがお部屋のお風呂
客室には石蔵のような感じの浴室があります。
↓客室から見るとこんな感じ
部屋のお風呂は、ガラス扉になっていて中が見える形になっているので、ワンコも安心そうな感じでした。
満足度は?
星のや軽井沢のレポート、いかがでしたでしょうか?
8年ぶりにリピートしてみての感想は?
「やっぱり良い!ゆったりできて最高!」というのが率直な感想です。
そもそも予約ってどうなっているの?
ペットと泊まれる客室は公式HPからのみ予約ができる形になっています。
そして、ペットOKの客室の予約は結構大変で、かなり先まで予約は埋まっています。
一見予約が取りづらく感じるかもしれませんが、逆に言うと、だいぶ先の日程でも予約ができるということなので、先の日程の予約を入れてその日が来るのを楽しみに待つことができるのは、良い点だと思います😄
また、通常は2泊からしか予約ができないのですが、1ヶ月以内の日程で空きがあれば1泊から予約ができます。とはいえ1ヶ月以内はいつも満室じゃんと思われるかもしれませんが、毎日予約ページを見ていると実は1ヶ月前になるタイミングで意外とキャンセルが出たりします(1回目に来たときは、このパターンで1泊の予約をしました)。
そして、今回は1年前に予約をして、年末に2泊3日で、たっぷり「星のや軽井沢」を堪能してきた感じです。
良い点は?
この8年間で、様々な高級宿や、超が付くほどの高級宿にも泊まってきましたが、
ペット連れでの過ごしやすさと、極力ペットを人と同じように扱ってくれる自然な雰囲気は、「星のや軽井沢」がやっぱり一番だなぁと改めて思いました。
単にラグジュアリーさだけで見れば、もっと高級感のある、ペットと泊まれるラグジュアリーホテルはありますが、
星のや軽井沢は、良い素材を使っているとか、良いインテリアが置かれているとか、素敵なアートやオブジェが飾られているとか、そういうレベルではなく、敷地全体が一つの芸術作品となっているような宿なんです。
その中をワンコとお散歩して味わえる素敵な時間。何度もお散歩したくなるこの敷地は本当に素晴らしいと思います。ここが「星のや軽井沢」の最大の魅力だと思います。
マイナス面は?
マイナス面は、1回目に来たときも感じたのですが、接客レベルがそんなに高くないという点です。そこに期待はしていないので別によいのですが、
特に食事については、泊食分離になっているがゆえ、夕食の確認やリマインドなどもなく、食事の予約をしようと思ったときには、既に予約がいっぱいという状態になりがちなので注意が必要です。
快適なステイを楽しむには、積極的にこちらから事前に相談や予約をするという姿勢が必要になるのは面倒だなぁと思います。ただ、見方によっては、何度もリピートしている人は勝手を知っていて優先的に快適に過ごせる、ということなのかも知れません。
食事に関しては、季節毎にメニューが変わるから、メニューが分かってから食事をどうするか決めよう、なんて思っているとタイミングを逃すので、とにかく早めに予約をしておくのが正解だと思います!
暖かい季節なら客室のテラスで、嘉助のインルームダイニングやインルームでの朝食も、気持ちよいと思います(インルームでの食事も事前予約がマストです)。
総評は?
接客レベルのマイナス面を含めても、圧倒的に満足度の高い宿になっていると思います。
愛犬家なら、ぜひ一度泊まりに行っていただきたい、絶対お薦めの宿だと思います😄
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